【英語はもう不要?】AIが進化しても勉強が必要な理由とは

この記事は3人のために書きました

・今後はAIの進化によって、自分で英語を話す必要がないと感じている人

・今から英語を学習することに対して迷いがある人

・翻訳機を使ってビジネスを進めることを考えている人

僕が今から英会話を勉強してももう遅くないですか?

ポケトークみたいな自動翻訳機がもっと出てきたら
自分で話せるようになる必要はないんじゃないですか??

どんなにAIの自動翻訳が進んでも、
ビジネスでは、自分の言葉で話すことが重要です。

その理由を解説していきます!

結論:”自分の言葉”で語ることで”想い”が伝わる

AI翻訳機でできないこと。それは、自分の想いを込めて伝えることです。想いが言葉に乗ることで説得力が増し、相手の感情を動かします。

  • 論理的だけど淡々と話をする営業マン
  • たどたどしくとも一生懸命こちらの目を見て熱量高く提案をしてくれる営業マン

この2人がいるとき、選びたくなるのは後者です。

誤解がないように言うと「AI翻訳機は不要だ!」と主張したいわけではありません。後述しますが、非常に便利で今後さらにAIが進化すれば間違いなく言語の壁はなくなります。

あれ?「言語の壁がなくなる」っていうことは

やっぱり英語を勉強する必要はなくなるんじゃないの?

村長
村長

ビジネスシーンのような、相手の感情を動かす必要がある場合、

AI翻訳機に頼りすぎると逆効果になる場合もあります。

解説していきますね!

AIの自動翻訳機とは

出典:ポケトークのホームページより

AI自動翻訳機とは、一言で簡単に言うと「通訳してくれる機械」です。例えば、「テニスをしたい」と機械に向かって言うと、それをAIが瞬時に翻訳し、”I want to play tennis” と音声を出力してくれます。

翻訳機によっては、英語だけでなく、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語など、80ヶ国以上の言語に対応しているものもあります。海外旅行などの際には、その国の言語を全く知らなくとも現地の方とコミュニケーションが取れる代物です。

AI自動翻訳機の一例として、以下のようなものがあります。

  • ポケトーク:累計出荷台数が50万台を超える人気製品。82言語に対応し、最新機種には「カメラ機能」や「会話レッスン」も搭載。
  • ez:commu:わずか0.2秒で4つの翻訳エンジンに同時アクセスし制度の高い翻訳を実現。48言語に対応。スマホのような薄型で、グッドデザイン賞も受賞。
  • ワールドスピーク:155言語のオンライン翻訳に対応。音声コマンド機能も搭載しており、「日本語から英語」と話しかけるk遠出、言語設定も可能。

AI自動翻訳機はどのようなシーンで有効なのか

海外旅行などのシーンでは今後確実に普及が広まります

例えば、村長は韓国に友人がいるのでよく行きます。彼が教えてくれる場所は、ガイドブックには載っていません。韓国に住んでいる人が、少し時間を忘れてゆっくりする場所なので、団体客が来ても困ってしまうからです。
ただおすすめの場所を聞かれて、目的と一致していたら間違いなく教える、というほどのスポットです。

もちろん、その彼に偶然出会ってその場所を教えてもらってください!などと言うつもりはありません。

現地の人はガイドブックにない魅力を多く知っています。AI自動翻訳機は、現地の人とのコミュニケーションを通じて、本には載らないその国の情報や理解を深めてくれるツールとなります。

村長
村長

この他に、リーディングのときも大枠の意味を理解できるので有効です!

機械が人の作業を完全に代替できるのか?

AI自動翻訳機の登場により、

  • もう自分で勉強をして英語を話す必要はない!
  • 英語の習得には時間がかかるけど、その必要がなくなる!
  • 今後はAIがコミュニケーションを代わりにやってくれる!

と考える人が増えています。

たしかに素晴らしいシステムですが、「AIによって、〇〇の必要がなくなった」というのが少し極端に聞こえます。

少し気になったので、AI搭載機の登場により、身の回りで完全に代替されたものがあるのか考えてみます。

①掃除機

ルンバのような掃除機は、ボタン一つで家中を掃除してくれるので非常に便利です。

ただ、外出先から戻ってくると段差に躓いていたり、布を巻き込んだ状態で止まってる、隅々にホコリが残る、など完璧ではありません。

②洗濯機

洗剤の自動投入から洗濯後に乾燥まで対応しているのは便利です。

ただ、乾燥まで終わった服をたたむ他に、例えば自動投入機は、定期的にタンクを洗う必要があります。詰まりやカビの原因になるからです。また乾燥もおしゃれ着やふとんはNGです。

③食洗機

食洗機も非常に重宝していますが、予洗いをしたり、洗い残しがないか確認するという作業も必要になります。仮に洗い残しがあれば、当然それは自分でスポンジを使って落とします。

これらのように、機械は手助けをしてくれるものの、完全にその作業時間をなくす事はできません。

また、機械を使いこなすための知識も必要です。例えば食洗機の場合、予洗いをするということを知らないと食洗機の中が大変なことになります。中に油が残ったり、ゴミが溜まったりすることで異臭がするのです。

結局は、機械を扱う人もアップデートしていく必要があるということです。

続いて、ビジネスのシーンで代替不可!と断言する
理由を解説していきます

ビジネスにおいて翻訳機による代替は不可!その理由5選

機械での代替は不可。その理由は以下の通りです。

  1. 感情を込めることができない
  2. 会話のテンポが悪くなる
  3. 複数での会話についていけない
  4. AIの間違いに自分が気づけない
  5. 言語情報が与える情報は7%しかない

それぞれ解説していきます!

感情を込めることができない

人間は感情の生き物です。想いのないコミュニケーションからはいいものは生まれません。特にビジネスにおいて、感情を動かすことでうまく回るという事例は多くあります。

例えば、あなたに外国人の上司がいるとします。これから大きな商談に向かうとき、上司からどのように言われると嬉しいでしょうか?

・上司の言葉が翻訳機を通じて「ガンバッテクダサイ」と言われる
・Do Your Best!と親指を立てながら言われる

考えるまでもなく後者です。

仮にDo your best!の意味がわからなかったり、全く聞き取れなかったとしても、想いや意図が伝わります。これが実際の会話における圧倒的な強みです。

会話のテンポが悪くなる

これも大きな理由です。

会話はキャッチボールです。キャッチボールはお互いのテンポを合わせることが大切です。
AI翻訳機を使うということは、この会話のキャッチボールの間に機械を挟むということになります。これではお互いのリズムが狂います。

例としては以下ようなイメージです。

昨日はなにをしてたんですか?

What did you do yesterday?

Soncho
Soncho

I played tennis with my friends.

友人とテニスをしました

テニスは長いことやってるんですか?

How long have you played tennis?

Soncho
Soncho

Well, since I was a high school student,

so,,, it’s been about 10 years.

高校生の頃からです。

大体10年位になります。

もはや誰と話しているのかよくわかりません。

会話のテンポを良くするためにも、翻訳機は補助程度と考えて、自分の言葉で語ることが大切です。

複数での会話に対応できない

先程の例は1対1で日常会話をしている場面です。それもお互い2回ずつしか話していません。それでも間延びしてしまいました。

これがビジネスの場合、必ずしも1対1の会話になるとは限りません。グループでのディスカッションとなると、もう翻訳機では追いきれません。日本のように、発言の順番を待つという文化は海外にはないからです。

これに頼りすぎてしまうと、相手に「◯◯さんと話すときは機械に向かって順番に話すか、1対1にしないといけない」と余計な気を使わせてしまうことになります。そうなってしまっては、まとまる商談もまとまりません。

AIの間違いに自分が気づけない

機械が伝えたことが、自分の意図していることと全然違っていた際に、気づくことができないというのは大きな問題です。つまり「翻訳された内容が自分の意図と一致しているか」を判断できる力が必要になります。

少し考えると当たり前です。会社にAIで自動仕分けされる新しい経理システムを導入する。だから経理部長も経理担当も全くの素人でも大丈夫!とはなりません。最終的にチェックするのは人間です。会計監査が入って、AIがやったのでわかりません、では通りません。

機械はあくまで補助役ということを忘れないようにしましょう。

言語情報が与える情報は7%のみ

「メラビアンの法則」というものをご存知でしょうか?「コミュニケーションにおいて、話し手のどのような情報が聞き手の印象に影響するか」といったことを実験して、その結果を数値化したものです。

この法則によると言語情報が聞き手に与える割合はたったの7%です。その他は聴覚情報が38%、視覚情報が55%の非言語コミュニケーションです。

情報元聞き手に与える影響
言語情報7%
聴覚情報38%
視覚情報55%

わかりやすい例としては、誰かのことを好きと告白するときです。

頬を赤くしながら、でもまっすぐに目を見て「好きです」と伝えるのと、
明らかに怒ったような表情でぶっきらぼうに「好きです」というのとでは
受け取り手の印象は全然違いますよね。後者は、なにかの罰ゲームかな?と疑ってしまいます。

冒頭から「想いを伝える」というのが、ここに繋がります。想いは自分の表情や仕草に表れ、相手に伝わります。

AI翻訳機に頼るということは、この7%の言語情報の中で勝負をしてしまうということです。

ビジネスで使える英会話力を身につけるなら「レアジョブ」がお勧め

ビジネスで、自分の言葉で語れるようになることの重要性はご理解いただけたでしょうか。

それができるようになるためには、オンライン英会話のレアジョブをオススメします。

レアジョブについては、こちらの記事をご覧ください。

初めての英会話に「レアジョブ」が最適な7つの理由とは?初めての英会話に「レアジョブ」が最適な7つの理由とは?

「非言語情報でコミュニケーションを取れる人が、AIをも越えていく」
とご理解いただけると幸いです!

まとめ

本日のまとめです!

AIの進化によって、今後、英会話の学習が不要になるのではないか?ということについて考えました。

結論としては、

  • AI翻訳機は非常に便利なシステム、ただしビジネスシーンにおいて英会話力は必要!

その理由としては、

  1. 感情を込めることができない
  2. 会話のテンポが悪くなる
  3. 複数での会話についていけない
  4. AIの間違いに自分が気づけない
  5. 言語情報が与える情報は7%しかない

以上、参考になれば嬉しいです!

最後に、村長はレアジョブ仲間を絶賛募集中です!
一緒に楽しみながらやっていきましょう!

最後までありがとうございましたー!

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