
英語の勉強をしていますが、なかなか話せるようになりません・・・
会話力を身につけるには、どうしたらいいのでしょうか?

英語を「勉強」しているだけは、なかなか身につきません!
話せるようになるために必要なのは「練習」です!
英語初心者の方に多いのが、教科書などで「勉強」をするインプット学習。
しかしこれでは英語での会話(アウトプット)は上達しません。英会話の上達には、「練習」が必要です。
今回は、
- 勉強だけでは英会話が身につかない3つの理由
- 練習をすることのメリット
- 継続させるための具体策
について解説していきます!

【簡単な自己紹介】
- 元、英語が全くできない帰国子女
- 帰国後に勉強して、ビジネスで英語を使用中
- 現在は英語コーチとして
- 英語の学習法に困っている方や
- 自分にあったプログラムを知りたい方をサポート
- レアジョブを約300日連続して継続中
英語の勉強では上達しない3つの理由


まずは勉強で英会話力が上達しない3つの理由を説明します!
\勉強だけでは英会話力が身につかない3つの理由/
- 知識のインプットで終わってしまう
- テストのための勉強になってしまう
- 完璧を求めてしまう
知識のインプットだけで終わってしまう

英会話への不安から、まずは単語や文法の知識を身につけてから発話の練習をしようとする人がいますが、これは遠回りです。基礎知識をどれだけつけても、不安の払拭はできないからです。
「英会話の5ステップ」というものはご存知でしょうか?人が会話をするときに頭の中でどのようなプロセスを踏んでいるかを「第二言語習得理論」という学問で研究されたものです。
下の図が「英会話の5ステップ」を表しています。

この通り、
・リスニングには2つのステップ
・スピーキングには3つのステップ
・その中心に、単語などの知識データベース
があります。単語や文法などの知識データベースは、リスニングやスピーキングの核となり重要です。
ただし、大切なポイントは勉強で身につくのは、知識データベースのみということです。つまり、
- 知識データベースだけを広げても、英会話への自信には繋がらない
- いつ使うかわからない単語や文法を覚えても、遠回りになってしまう
- 何より楽しい学習法ではないので、長続きしにくい
といえます。

まずは机や教材から抜け出して、英会話の練習をしましょう!
英会話の5ステップの詳細については、以下の記事もご覧ください!

テストのための勉強になってしまう

僕は以前、「TOEICで高得点を取れば英語がペラペラになる!」と信じて、そのために勉強をしたことがあります。ただ残念ながら、800点を超えても全く話せるようにはなりませんでした。
そのときに気づいたことはTOEICで必要な力と、英会話に必要な力は違うということです。
この理由は、
- リスニングやリーディングができても、スピーキングはうまくならない
- 話す力を磨くには、自分の口で言葉を発すること以外にない
- バスケットボールで上達したい人が、スラムダンクを読破しても上手くならない
からです。

転職や昇格などで年収アップが見込める場合、TOEICはコスパが高いです!
ただし、スピーキング力を鍛えるには不向きです。
完璧な英語を求めてしまう

学校の授業と違い、英会話には正解も不正解もありません。このことを理解していないと、「正解」を求めた英語学習になってしまいます。つまり後述する「伝わればいい」のマインドが育ちにくいのです。
1つ例を上げてみます。次の文章で正しいものはどれでしょうか。
①An apple is on the table
②Apple is on table
③Apple on table
答えはAです、文法的に正しいからです。と、学校の授業や教科書で習うのはここまでです。
では、「相手に意図が伝わる文章はどれか?」と聞かれるとどうでしょうか?すべて「りんごがテーブルにある」と確実に理解されます。
つまり文法が間違っていても、意図を伝えることはできるということです。

正しい文章じゃないと相手に伝わらないと思っていました・・・

完璧である必要はない!と気づくために、勉強ではなく英会話の練習が必要ですね。
英会話の練習をするメリット

英会話を練習(アウトプット)する3つのメリットは次のとおりです!
- 無駄な知識のインプットが減る
- 英会話への不安が払拭される
- 「意図が伝わればいい」というマインドを持てる
それぞれ詳しく解説します。
無駄な知識のインプットが減る

英語学習者なら誰しもが、

最短距離で英語が話せるようになりたい!
と考えるのではないでしょうか?
最短距離で伸ばすためには、次の方法があります。
①海外で英語漬けになる
②常に頭の中は英語で考えている
③不必要なインプットを減らす
①や②ができる環境の方ならいいのですが、多くの人に現実的なのは③の不要なインプットを減らすです。
言い換えると、いつ使うかわからない単語や文法は勉強しない、ということです。
これを実現するには、英会話の練習をするしかありません。
効率的に英会話力を伸ばすためには、下図の「ラーニングサイクル」を意識する必要があります。

ポイントは、アウトプットをしてからインプットをすることです。この理由は次のとおりです。
- アウトプットをするから(実践)、自分に足りていない単語や表現に気付ける
- その知識を補完するための、インプット(学習)ができる
- この順番を逆にすると、いつまでもインプットを続けてしまう

インプットには終わりがありません。
だからこそ、必要最小限からスタートしましょう!
英会話への不安が払拭される

初心者の方は英語で話すことへの不安が大きいです。経験したことのないものにチャレンジしているので当たり前です。
この不安を払拭するのには、自分の口で英語を発すること以外にありません。どれだけ勉強して、仮にTOEICで満点をとってもそれは自信に繋がりません。
これはスポーツに例えるとわかりやすいです。
バスケットボールがうまくなりたい人が
- 毎日、ドリブルやシュートの基礎を本で勉強している
- 毎日、ドリブルやシュートの練習をしている
どっちの人が、試合で自信を持ってプレーできるかは明確です。

初心者はとにかく練習量をこなしましょう!
発した言葉の多さが、自信に繋がります!
「意図が伝わればいい」のマインドがもてる
初心者の方が英語を学ぶ上で最も大切なマインドが「意図が伝わればいい」です。必ずしも正しい文章構成でペラペラに話せる必要はありません。
この最たる例が「出川イングリッシュ」です。テレビ番組で、英語ができない出川哲朗さんが、目的地に行くために海外の方と体当たりなコミュニケーションを取っていることで話題です。
一例ですが次のような表現をされています。
目的地と実際の表現
- 英国博物館(British Museum) → イングランド ヒストリー ホール(英国の歴史的な館)
- 刑務所(prison) → ウォンテッド ハウス(指名手配犯の家)
- 望遠鏡(telescope) → スター ルッキング マシン(星を見る機械)
- 滝(waterfall) → (ジェスチャーを交えて)どどどどどウォーター

これは流石にバラエティーだから面白くしてるだけでは・・??

そうかも知れません。
ただここで伝えたいのは、「これでいい」ということです。
いずれも相手に伝わり、出川さんは実際に目的地に到達しています。
英会話の練習を習慣にする方法

英会話には練習が必要なことがよくわかりました!
ただその練習を続けることが難しいです・・

続けるためには、習慣にする必要があります。
そのために必要なのは強制力です!
強制力を働かせること
新しい習慣を身につけるには、意思だけでは弱く、強制力が必要です。意思に頼った結果、「仕事で疲れた」「今日は気分がのらない」などの理由でサボってしまった経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
強制力を働かせるポイントは次の3つです。
- 毎日決まった時間にやる
- 日常の習慣に組み込む
- 誰かと一緒にやる
特に最初の2つをまとめることで、強制力がさらに増します。
例えば
・朝起きたらまずは練習をする
・出勤前に英会話の練習をする
・お昼ごはんを食べたら会議室で練習をする
などがあります。
また誰かと一緒にやることで、練習が「単なる自分との口約束」から「仲間との取り決め」になり、優先順位が上がります。

地道ですが、毎日コツコツと積み上げることが、英会話習得への近道です!
時間の作り方や強制力の働かせ方などの具体例は、こちらもご参照ください!

習慣化にはオンライン英会話が最適!

実は過去にオンライン英会話で挫折したことがあります。
なんで習慣化にオススメなんですか??

強制力を働かせる3つのポイントを改めてご覧いただきながら解説します!
強制力を働かせる3つのポイントとオンライン英会話の効果
- 毎日決まった時間にやる → 毎日、同じ時間に予約ができる
- 日常の習慣に組み込む → 自分の予定に合わせて予約ができる
- 誰かと一緒にやる → 講師とレッスンの約束ができる
このように、意思に頼らない練習ができるという点で、オンライン英会話は非常に効果的です。

価格がお手頃という点も、継続するのに魅力ですよね!
オススメのオンライン英会話サービス
強制力、習慣化のしやすさ、レッスンの品質などから、オススメのサービスをご紹介します!
レアジョブ

日本で一番古いオンライン英会話の会社で、業界唯一の上場企業が提供しているレアジョブ英会話。
約6,000人もの講師への教育が行き届いている印象で、オンライン英会話にありがちな「講師によってレッスンの質にばらつきがある」ということが少ないのが特徴です。

僕も現在、約300日連続で受講中です!
また、レアジョブは2022年8月に新プランを発表しました。
新プランではこれまで以上に、英会話の練習を習慣にできる強力な仕組みが構築されました。
お得に入会できるキャンペーンも行っているので、よろしければこちらもご覧ください。

QQイングリッシュ


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まとめ:英会話は「勉強」ではなく「練習」で上達する
最後に、本日の内容をまとめます!
初級者の方は英語を「勉強」をして身につけようとしますが、これでは上達しません。その理由は次の3点です。
- 知識のインプットで終わってしまう
- テストのための勉強になってしまう
- 完璧を求めてしまう
そのため、「練習」をすることが大切です。最初は勇気がいりますが、会話の練習をすることで次のメリットがあります。
- 無駄な知識のインプットが減る
- 会話への不安が払拭される
- 「意図が伝わればいい」というマインドを持てる
また、練習を習慣にすることも大切です。習慣にするには、次の方法で強制力を高めることが重要です。強制力を高めるために、オンライン英会話での練習が最適です。
強制力を働かせる3つのポイントとオンライン英会話の効果
- 毎日決まった時間にやる → 毎日、同じ時間に予約ができる
- 日常の習慣に組み込む → 自分の予定に合わせて予約ができる
- 誰かと一緒にやる → 講師とレッスンの約束ができる
オンライン英会話は、次のサービスが強制力の高さや、習慣化のしやすさから初心者の方にオススメします。
英会話の練習を習慣にして、一緒に上達をしていきましょう!