
最近、仕事で英語を使う機会が増えたから勉強しなきゃとは思ってるけど、
また途中で挫折してしまうんじゃないかと不安です。。。

継続することは重要と理解していても
なかなか難しいですよね。
今回は、特に英語学習が継続できない主な理由と、その具体策をお伝えしていきます!
英会話力を伸ばす計算式はシンプルです。
学習の質 ✕ 学習の量(時間)
これをもう少し詳しく説明すると、
・自身のレベルに合った学習(質)を
・適切な時間(量)をかけてやることです。
特に初級者の方に難しいのは、学習量の担保です。つまり継続することです。
学習を継続させるポイントは3つです。
・強制力を働かせること
・スキマ時間を活用すること
・定期的にレベルチェックをすること

今回のポイントを抑えて
スキマ時間の活用上手になってくださいね!
継続のポイントの前に、まずは継続ができない主な理由から解説していきます。
多くの人は、独学で英語を勉強します。
独学は孤独です。
孤独になると、自分への甘えが出やすくなります。
・今日は仕事で疲れたから・・・
・急な飲み会が入ってしまったから・・・
・子育てが大変だから・・・
ここで勘違いをしてほしくないのが、
休息することや家族、同僚との時間が不要と言いたいのではありません。
むしろ非常に重要です。
英語を勉強している人は、生活をより良くしようとしています。
それなのにその過程が辛いことばかりでは、全く意味がありません。
大事なのはバランスです。
独学だと、このバランスがわからなくなってしまいます。
つい、100メートル走のスピードで、フルマラソンを走ろうとしてしまいます。
これでは、必ず途中で息切れします。
独学では、自分のペースを守ることが需要です。
英語学習は孤独である。
フルマラソンを走り切るためには、自分のペースで進もう。
モチベーションには2種類あります。
・開始モチベーション:スタートするための力
・持続モチベーション:継続するための力
これらは、どちらも大切です。
開始モチベーションは具体的なゴールを想像することで生まれます。
・英語を使って仕事で活躍してる自分
・海外のクライアントと商談をしている自分
・英語での会議で意見を発言できている自分

ゴールをイメージするって大事ですよね。
でも以前も、具体的なゴールを決めていたけど、続けることができませんでした。。

開始モチベーションをどれだけ高めても
それでゴールに到達できるわけではありません。
そこで必要なのが持続モチベーションです。
持続モチベーションに重要なのは、具体的かつ現実的な行動計画を立てることです。
特に重要なのは「現実的」であることです。
開始モチベーションが高いときに設定した目標は本当に実現可能か、必ず見直してください。
例えば
ゴール:2年後までに海外事業部に配属される程の英会話力を身につける
行動計画:
①1年後までにTOEIC800点
②毎日4時間の勉強をする、達成できなかった分は翌日に繰り越す
と設定をしたとします。
最初のうちは、開始モチベーションが高いので達成できます。
問題は、3日〜1週間が立った頃から徐々に辛くなります。
しんどいと感じているときに、翌日に学習時間を繰り越してしまうと、挫折の元です。
持続モチベーションは日々変動します。
下がっているときに無理に追い込んでも仕方ありません。
行動計画を達成できずに挫折してしまうなら、その時の自分に合わせて、下方修正をしましょう。
小さくても「達成した」という経験を積み上げることが、継続のポイントです!
持続モチベーションに重要なのは具体的で実現可能な行動計画。
毎日の小さな達成経験を積み上げよう。
英語はコミュニケーションのツールです。
本来、コミュニケーション力を数値で測ることはできません。
例えば「あなたの日本語の会話力は73点です」と言われてもこれが高いのか低いのかもよくわかりません。
「80点に上げるためにどうすれば?」と考えることもないでしょう。

村長!TOEICがあるじゃないですか!?
勉強の成果がスコアで出るので、わかりやすいと思います!

TOEICは大企業にも導入され、人気のテストですよね。
ただ、英会話力を伸ばしたい人がTOEICを頑張り続けるのは、
少し方向性がずれてると言えます。
TOEICはあくまでインプットを測定するテストです。
インプットとは、どれだけ知識を詰め込む事ができたか(Study)です。
どんなに頑張ってTOEICのための勉強をして仮に満点を取ったとしても、それだけで英会話ができるようにはなりません。
英会話の練習(Practice)が必要になるタイミングが必ず来ます。
必要なのはStudy(勉強)からPractice(練習)への切り替えです。
このPracticeへの転換点はTOECでは500点程度で、
その後は英会話のトレーニングを積むことをオススメします。
この点は別の記事でも詳しく触れているので、ぜひ御覧ください。

TOEICでは英会話力の測定ができない。
ハイスコアを目指すよりも、会話のトレーニングに時間をかけよう。

ここからは、村長がおすすめする
「継続するための具体策」を3つ紹介します!
挫折してしまう理由が「孤独」なので、継続するコツは複数人でやることです。
LINEやツイッターなどのSNSでもいいので、グループを作り、毎日の学習報告をします。
ポイントは2人ではなく、3人以上です。
3人以上でやるのは、続けるための仕組みに非常に重要です。
残念ながらグループでやっても、途中で挫折してしまう人は出てしまいます。
それまで2人でやってた人は、1人になってしまいます。
その時にすぐ別のグループに入ることができればいいですが、実際には一緒にやってた人が辞めるとショックです。
「今日でもう辞める」という連絡はありません。
徐々にフェードアウトして、報告の頻度が減ります。
こうなってしまうと、自分の継続モチベーションにも影響が出ます。
一方で3人で始めたら、仮に1人が脱落してもまだ一緒に頑張ってる人がいます。
その時に2人で続けてもいいし、新たに誰かを加えてもいいです。
なるべく孤独にならない環境を作ることです。
自分のやる気スイッチを押してくれるのは、いつも他人です。
自分が変わろうと思うきっかけは、「あの人みたいになりたい」です。
目標に向けて頑張り続けようと思うのは、「あの人も一緒に頑張ってる」です。
継続ができる人は、日常のルーティンに勉強を組み込んでいます。
正確には、ルーティンの「ついで」に勉強をやっています。
〇〇(今の習慣)をやったら▲▲(新しい習慣)をやる。
これが、新しい習慣を取り入れるときのポイントです。
一例ですが村長のルーティンです。
- 朝起きたら、身支度をしながらコーヒーを淹れて、オンライン英会話を始める
- 自宅を出てから駅までの間は、Youtubeを聴く
- 通勤電車に乗ったら、簿記の勉強をする
- 電車を降りてから会社までは、音声で学んだ範囲を復習する
ここで重要なことは2点あります。
・毎回、やるかやらないかの決断をしないこと
・〇〇ができたら▲▲をやるにしないこと
です。
人は、一日に決断ができる回数が決まっています。
その決断が重ければ重いほど、後回しにしてしまいます。
日常のルーティンのついでに勉強することで、毎回の決断は必要ありません。
仮に時間を決めなかった場合、
・スキマ時間ができた際に、英語を勉強するかどうかの決断をする
・その時に何のトレーニングをするかの決断をする
など、決断の回数が増えてしまいます。
これではなかなか習慣にはなりません。

確かに決断を迫られると、やらない理由を考えてしまいます。。
ちなみに村長みたいに、朝にやるのがいいんですか?

一般的にはそう言われていますし、
村長も重いタスクほど朝に終わらせます。
ただこれは人によって異なるので、自分が一番続けられる時間帯にやることをオススメします!
小さな違いと思われるかもしれませんが、〇〇ができたらやるのは習慣化ができない人の悪い癖です。
例えば先程の村長の例を変えると
・朝5時半に起きることができたら、オンライン英会話をやる
・電車で座ることができたら、簿記の勉強をする
・通勤時に晴れていたら、復習をする
となります。
これではできなかった時の言い訳を作ってしまうことになり、新しい習慣は身につきません。
新しい習慣を作ることは大変です。
続けられる仕組みを作ることが継続のコツです。

村長!さっきTOEICでは英会話力は測れないって言ってなかった!?

はい、TOEICでは会話力の測定は難しいです。
そのため、PROGOSというテストをオススメします。
村長は毎朝レアジョブのオンライン英会話を受けています。
レアジョブのユーザーには、毎月無料でスピーキングテストが提供されます。
テストを受けると、下の画像のようなレポートがもらえます。

この通りレポートの中には、具体的な学習例やレアジョブの中でのおすすめ教材があります。
つまり
・定期的に受験すると、
・自分の弱点を把握することができるだけでなく、
・その弱点にあった教材のレッスンをピンポイントで受けられ
・次に受験するモチベーションにつながる
というサイクルを作ることができます。
またこれまでこのテストは、対象がレアジョブユーザーのみでしたが、最近PROGOSというアプリがリリースされました。
このPROGOSでは、
・誰でも
・無料で
・レアジョブユーザーと同じ内容のスピーキングテストを受けられるという優れものです。
(※ただし、フィードバックの中のおすすめ教材は出てきません)
定期的に受験をして、現在地を測りながら弱点を克服していきましょう!
2018年頃から、英語のコーチングスクールが急増しました。
ライザップ、プログリット、トライズ、イングリッシュカンパニー、フラミンゴなど様々な会社が提供しています。
今回ご紹介した継続の仕組みづくりは、全てコーチングスクールで教えている手法です。
誰かと一緒にやる→コーチが伴走する
時間を確保する→スキマ時間を使う
現在地を把握する→定期テストをする

え?もしかしてコーチングスクールって
そこまで必要ないってことですか??
結論、まず初級者は一切手出し無用です。カモにされます。
中級者が上級レベルにステップアップする際に役立つサービスもあります。
ただし、インプット中心のコーチングスクールは不要です。最低でもアウトプットの比率が5割以上のスクールにしましょう。中級者がわざわざコーチを付けてインプット学習をする必要はありません。
上級者でコーチが必要な場合もありますが、個別ケースになってくるので、ここでは割愛します。
この点はもし需要がありそうならまた記事にします。
本日は初級者の方がつまづきやすい、学習の量(継続すること)について解説しました。
学習の継続ができない理由と、その具体策は次のとおりです。
【学習の継続ができない理由】
・英語学習が孤独であること
・最初に立てた目標が非現実で来てあること
・学習の成果が見えにくいこと
【継続させるための具体策】
・3人以上のグループで学び合う
・日常のルーティンのついでに学ぶ
・定期的にレベルチェックを行う
英語の習得に近道はありません。
ただ、前に進み続ければ、必ず誰でも上達します。
コツコツが勝つコツです。
継続することは簡単ではないですが、だからこそレベルが上ったときの達成感は計り知れません。
誰もが経験する、継続の壁。それを乗り越える際に、村長が力になれたら嬉しいです!
最後に、村長はレアジョブ仲間を絶賛募集中です!
一緒に楽しみながら学んでいきましょう!
今日もありがとうございました!